2−1.メーカー別の集計(明確なものに限定)

サンデン(39%)、サンヨー(36%)の上位2社で3/4を占める。


 自販機メーカーの5強といえば、富士電機冷機、三洋自動販売機、サンデン、松下冷機、久保田鉄工。全国的には1位が富士、2位がサンヨー、そしてサンデンと松下が続き、クボタがそれを追うという形である。では、VIVOの場合はどうであろうか。

 全336台のうちメーカー名を銘板などによりはっきりと識別できたものは、222台(66.1%)であった。その内訳は、サンデン(三共電器含む)が87台(39.2%)、サンヨーが79台(35.6%)、クボタ(久保田鉄工含む)が35台(15.8%)、富士電機が18台(8.1%)で松下は1台だけだった。その他の2台はポップコーンの自販機で、大都製作所と因幡電機製作所である。

 メーカー名が識別出来ない理由としては、銘板が取れて確認できない、確認していない、壁に接していて読めないなどである。今日残存し救出される確率や、銘板が確認できない確率が、メーカーによって偏りが無いと考えれば、VIVOの自販機は比較的サンデンが多く使われており、逆に富士電機や松下は余り使われなかったと言えそうである。


   自販機のメーカー(画像例)
サンデン
サンヨー
クボタ
富士電機
松下